本日はお彼岸の中日。近隣の和尚様たちにも参集いただき、檀家の方々も多数ご出席いただき、施餓鬼の法要を行いました。　施餓鬼とは餓鬼道に堕ちて苦しむ多くの餓鬼に対して、お釈迦様の教えて下さった法の力で食物を施し、その功徳により餓鬼だけでなく、先祖代々や広く有縁無縁の三界萬霊を供養し、また同時に私たち自身の福徳延寿を願う有難い法要です。　また、黄檗宗の施餓鬼では中国より伝来の方法を今日まで継承しており、密教的な色彩が強く、導師が音楽的なお経に合わせて印を結んだり、真言を唱えたりと大変ユニークな法要です。